〜江戸の粋と津軽の風〜

その1

23 MAY '04 和音 於

台風2号が去って晴れたと思ったら梅雨の走りのような天気。いよいよ和音ライブの日がやってきました。
和音では3回目のライヴとなりますが、今回は端唄の笹木美きえさんとのジョイントです。事の始まりは美きえさんの都々逸掲示板に書き込んだのきっかけで、安易に「都々逸を唄ってみたいな!」と思っていたところ、プロデューサーであり、舞踊家の松本幸龍氏の目に止まり、「それなら一緒にやりましょうよ!」ということになったのです。「本当ですか?」まるで瓢箪から駒のようなお話しがトントンと進み、何回かお会いして打ち合わせをする中で本格的なライヴの企画が出来上がってまいりました。
私はいままでにも異種ジャンルの楽器やパフォーマンスとのコラボレーションをやってきましたが、端唄とは初めてでした。また津軽三味線と端唄は同じ三味線でも、まず一緒にやるようなことはありません。それぞれの分野で別々に活動をしているだけで、和音でも今回が初めての試みではないかと思います。それぞれの芸を持ち合って話しをするうちに、融合できる部分が徐々に見えてきて、近づくうちにそれがはっきりとした形となって出来上がってきました。松本幸龍氏は、「それぞれのいい箇所をたっぷりと聴いていただき、お客様に楽しんでもらいたい」というしっかりとしたコンセプトに基づいて、〜江戸の粋と津軽の風〜を創り上げてくれたのです。写真だけでは照明や音響の効果などは伝わりませんが、ライヴリポートを掲載させていただきます。尚、ライヴ中の詳しいレポはお客様のページでも紹介されておりますので是非ご覧になってください。こちら(ブラウザの戻るボタンで戻ってください)

当日のアンケートやメール、ネットにお寄せいただいたご意見ご感想は、その3に掲載させていただきました。

 


東京荒川区の下町を走る都電


お世話になっている有名な三味線かとうさんは
笹木美きえさんのご近所で和音にも近いのです




これが有名な笹木美きえ邸


素敵なお着物で登場の笹木美きえさん
入り口には江戸端唄の看板、
↓そして和音のポスターが・・・


今回のライヴでは陰ながら支えて,
またお手伝いをしてくれたヒロ君とご主人、
いろいろとありがとうございました。


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ライヴから山本竹勇・津軽三味線の世界演奏のご依頼等