第1回目のアンケートから
● 中身がすごかったです。三味線とリコーダーと朗読詩と踊りとの不思議なコラボレーション最高でした。今日、春のような午前中、急に風がふきまくり、嵐のような日、西荻窪の奇聞屋さんも春の嵐がふきまっくたようです。
●なにかほのぼのとしている方々のよい内容でした。
● チラシからは今日のステージを想像できなかったです。でも、風でも嵐でも来るつもりでした。来て見て聴いて、五感でしか感じられない空間でした。詩人のりょうさんが言っていたように、暗いことを詩にして立ち止まるような事をやっていきたい(上手に言えませんが私なりに伝わったつもりです。)と言う事に痛いほど共感させられました。りょうさんの悲しかった友人の死を思い出した詩、私には、抑えていた私の中の思いをさらい出してくれたように感じ、辛くもあり悲しくもあり又、気持ち良くもあるような複雑な複雑なとしか、言いようのない思いでした。でも、とてもよかったです。ありがとうございました。
● 今日は三味線のライブが新鮮で、しかし、どことなく懐かしく私の内に何がこんなに響いているのかとしばし考えさせられました。洋楽の整然と調律された音色はまっすぐに遠い所まで飛んでいきそうなそんな広がりをイメージさせるけれど、それは遠く離れて眺めるように聞きたいものだ。三味線の音色は色々な音色がまじりあってその口ごもったようなしわがれた音は身近な人々に語りかけるような口調で、なんだかそばに歩み寄って聞いてみたくなるようなそんな人間味を感じられる。とはいえ、一度や二度聞いたぐらいでは理解できないそんな深みを聞けば聞くほど痛感させられる。在来線で見知らぬ土地の言葉が妙に美しく感じられるようなそんな他人事レベルでしか、今の自分には受け止められていないということなのだろうけれど、三味線の音色の中に誰か見知らぬ人の息遣い等感じられて、それが誰だか、どんな人だかは分からないけれど、その息遣いから語りかけられる言葉の思いがもう少し聞き取れるように成れたら楽しいだろうなと思いをはぐらし、聞き入りました。
第2回目のアンケートから
● 三味線と詩がこんなにマッチするとは思いませんでした。
●三味線を生で聴いた事がなかったのですが、解説などもあって、こういう背景があるのかと想像しながらききました。「さくら」がよかったです。
● 三味線の哀愁ある音色が心にしみました。朗読詩も楽しみながら聞けました。
● 三味線の演奏は初めて聞きましたが、とても素敵でした。朗読と三味線のハーモニーが聞き心地よかったです。長い時間色々な形で楽しませていただけました。あっという間に終わってしまった気がします
● 思いがけずご案内を頂いてありがとうございました。少し遠いのですが、思い切って参加させていただきました。やはり、津軽三味線を聞くと津軽の血が騒ぎます。
● 日頃の事柄を忘れて、懐かしいような切ないような魂の叫びを心の中に栄養剤としてつめこみました。
● 表現することは素晴らしいと思った。
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竹勇さんの三味線はすばらしい。津軽の風景が浮かびます。
● 武力也さんの話が語られるとは思ってなかったけれど、思えば語られて当然でしたね。先日、あしゅりんたちの話をした時にも武力也さんのお話になりました。やっぱり彼の死をきっかけに色々な人が繋がっていったんだなと改めて思わされました。物思いにふける夜でした。
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りょうさんが毛玉とり器の音を出したのはすごい。良い効果だ。
第1回目2月のライヴは故・高橋竹山師の命日月、そして故・武力也氏の追悼ライヴを開催した月でもあった。特に今回の出演者に多大な影響を与えたこともあり、会場には亡き武力也氏の遺影を飾って、二人の追悼ライヴとして心を込めた演奏会になった。詩人会議の編集長、詩人、民謡文化研究家でもある佐藤文夫氏や女流詩人で有名な白石和子さんも聴きに来て下さり、また2回目は1日目を更に踏襲してパワーのあるライヴになったと思うが、多くのお客様に恵まれ、忌憚のない感想もいただけた。共演者の皆さん、ご高覧の皆さんありがとうございました。
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